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予算特別委員会 福祉局質疑

令和4年度神戸市予算案を三つの分科会に分かれて審議する
予算特別委員会が開催中です。
3月8日、第2分科会5日目の福祉局審査で登壇しました。

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各種申請における配慮が必要な方への対応
Q. この2月に送付されたくらし支援臨時特別給付金の申請書で
確認事項の最後に申請者の氏名を「自署」とする欄がある。
視覚障害者の方から自署できず困るので
なかなか繋がらないコールセンターにかけて
代筆で記名と押印で良いとの返答だったが
大変苦労されたという事例を聞いた。
過去の給付金では「自署」に限っていないがなぜこのような対応になったのか?

A. 専用コールセンターが繋がりにくい状況が続きご迷惑をお掛けした。その後対応できる回線数を増やし、今月に入ってからはスムーズに応対できるようになった。利用者の負担軽減や利便性の向上のため、令和3年4月より申請書等への押印の原則廃止が進んで、自署を今回お願いした。いろんな広報物にQRコードを付けたるなど全庁的にお願いしている立場でありながら、今回ご迷惑をおかけしたのは申し訳ない気持ちだ。


コロナ禍における高齢者の社会参加
Q. 新型コロナの影響で高齢者の方の外出や社会参加の機会が激減した。
外出を我慢し心も体もストレスがかかる状態の先が見えず、コロナの怖さ以上に認知症やフレイルの進行が怖い。
ふれあい喫茶など飲食を伴う場はことに再開が難しい。
開催する側もずっと休止していると開催への意欲が落ちてしまう。
感染防止の措置を講じながら、地域の交流事業や、「つどいの場」事業が再開できるよう支援していく必要があると考えるがどうか。

A. 高齢者へのアンケートでは「人と話す機会がなく、もはや生きる楽しみがなくなった」とのお答えもあり、感染対策をしっかりした上で外出をして人と交流していただくというのが重要だ。
過度に外出を控えることのないよう、民生委員の方や安心すこやかセンターの職員を通じていろんな広報をしてきた。
また集いの場は、スマートフォンを活用したオンラインカフェなど新しい手法も取り入れながら、従来の対面の場も支援していきたい。


KOBEシニア元気ポイントの対象拡大
Q. 令和4年度からはKOBEシニア元気ポイント付与対象施設やイベントを拡充するとのことだ。
2年度から始まったものの実績は少ないが、制度の課題や今後の展望は。
また、対象を幼稚園や保育園、学校や里山保全活動など広げるべきではないか。

A. コロナの影響で高齢者施設の活動がしにくくなり、活動実績が伸びていない。
保育園や児童館にも制度の説明を行い、対象施設の拡大を行っており、いくつかの施設は手を挙げていただいた。
登録者の活動に結びつくとを期待している。


認知症の支援施策
Q. 認知症が進行した後も学校でボランティアができた事例などもあり
周囲の理解促進が必要である。
4年度は地域団体に理解促進のための専門職を派遣については
幅広く柔軟に運用していただきたいがどうか。
また、認知症診断後の支援策の「KOBEみまもりヘルパー事業」では
話し相手や買い物の同行などしてくるということだが、十分に利用されていない。
診断を受けることで、受けられるサービスがあると知れれば、診断を受けてみたいと思う方も増えると思う。
周知により努めるべきと考えるがどうか。

A.  認知症の地域支えあい推進機事業は、いろんな場所でいろんな団体でやっていきたい。
見守りヘルパーの部も必要な方にサービスが届くように広く広報に努めていきたい。

| 神戸市会 | 15:27 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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