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都市防災委員会開会されました2

2月6日の都市防災常任委員会の報告の続きです。

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都市計画総局審査は、まず報告「神戸市借上市営住宅懇談会の開催について」
と借上復興公営住宅の希望者全員の継続入居を求める陳情の審査。

これまでも20年の借上げ期間満了の近づく借上復興公営住宅について、
神戸市は市営住宅への住み替えあっせんをしているものの
移転への不安の声も大きく、この度懇談会を設置し、
要介護者、障害者などの移転困難者にどう対応するかの検討が始まることとなりました。

移転困難者対策が前進するわけですが
委員会では「政策決定の経緯」「懇談会のあり方」が中心に議論されました。
一部の議員により、入居者の居住の安定、という
本筋と違う議論に時間がさかれるのは残念です。
市民には理解しにくい審議となったのではないでしょうか。

その後、その他所管事項に関する質疑時間で
新長田南再開発ビルの管理問題について質疑しました。

管理予算の暫定の承認も期限が切れていて混乱している状況で
副市長は12月議会で
「市も取締役会の中で他の株主と協力して、
会社として管理費の合理性、業者選定の透明性や競争原理の導入等について、
概要と方向性をまとめている」と答弁。
現在それがまとまったのか、区分所有者への提案はどうなっているのか。
との問いに、

これまでまちづくり会社に一任されたいた、管理業務について
「外部委託先の検討・評価委員会」をつくり、
ビル管理の仕様を検討し、入札の準備を始めるとの答えでした。


これまで競争性、透明性が一切なかったために
管理費の妥当性についても不毛な議論が繰りかえされています。
管理者が悪いといってもすべての番館でただちに管理者変更は不可能である以上、
管理業務の委託の部分にメスがはいるのは大きな進歩と言えます。

ですが、これまでの経緯からして
「管理者が適正な業務をしているのか」
を外部からチェックする機能まで求められるのではないか。

電球がきれていてもすぐとり変えてくれないので商店街全体が暗いとか、
共用部分を占有している店舗があってもルールを徹底しようとしないとか、
管理に関する低次元の日常の不満も確実に解消されるのか。

こういった点がクリアーできなければ
区分所有者全体の理解を得るには至らない、ということを
強く求め、質疑を終えました。

ここまでの改善も随分時間がかかりました。
店舗の疲弊は待ってはくれません。
今後スピーディに説明が行なわれ、着実に前進し続けるよう
引き続きチェックしてまいります。



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