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平成26年度決算の代表質疑で質問

20150924本会議
自由民主党神戸市会議員団を代表し、山下てんせい議員と共に本会議で質疑を行いました。

新長田南再開発地区への市の機関の立地について、良い答弁が出て喜ばしい!
またINACへの支援、教育大綱、庁舎敷地への喫煙場所設置についても前向きに答えていただくことができました。

以下その要旨。
1. 行財政改革における職員定数
震災後の行財政改革の取り組みにより、職員7190名を削減し、組織のスリム化を達成してきたが、繁忙すぎる職場が出てきたり、全体の政策立案能力の低下が危惧される。今後少子高齢化のさらなる進展、災害の深刻化、インフラの老朽化などにより増大する行政ニーズに対応するためには、今後の行財政改革の目標では、総定数の削減を前提とすることなく、職員の数と質の確保を重視するべきと考えるが、どうか。

(久元市長)政策立案能力が低下しないよう、不要な事務事業は見直しながら、バランスの良い職員配置に努めたい。

2. 新長田南再開発への行政施設の立地
新長田南再開発地区のまちづくりで残された課題は、昼間人口の増加である。三宮の再整備構想では用地確保のため行政施設の移転も示されている今こそ、県とも連携して、新長田の残された事業用地への行政機関の立地を検討し、復興の完成に自ら取り組むべきではないか。

(久元市長)昼間人口の増加のためには大規模なオフィス施設が必要である。行政機関の立地について、どんな施設を移転できるかを市として検討する。県にも要請をし、早急に実現させたい。

3. コミュニティ問題
コミュニティ施策の縦割りの解消、地域における担い手不足という問題解決のために、地域活動推進委員の提言を受け、庁内にプロジェクトチームを設置して政策を練り上げているところだ。しかし8月に基本方針の骨子案を地活委員に示したところ、「行政目線である」など厳しい意見が出た。役所目線で、補助金申請の負担軽減策などの小粒な施策に収まるのではなく、地域コミュニティの目指すべき将来像について、地域と目標を一致させるところから始めるべきと考えるが、どうか。

(玉田副市長)地域によって地域活動のレベルに差があり、多様性があるので、ひとつの将来像を定めることは難しい。今後PTの基本方針に沿った政策に取り組んでいき、それに平行してそれぞれの地域の将来像について行政と地域とで将来像を考えていきたい。

4. 総合教育会議における「大綱」の策定
29日に開かれる第二回の総合教育会議で「教育大綱」の策定を話し合われることになっている。「教育振興基本計画」のような総合的な取り組み方針として様々な意見を積み上げてつくるのではなく、「学力の向上」など市長のこだわりを率直に表現してもらいたい。これまでの神戸の教育には信念の無いスローガンは多くあるが、教員・職員を感化するリーダーシップが欠けている。市長には大綱の策定を通じ、抽象的な理念から脱却し、教育現場にインパクトを与えてもらいたいが、見解を伺う。

(久元市長)自分の経験だけで意見を言うのはいけないので、神戸の教育に関するアンケートを取った。それを熟読し、学力の向上など自分の教育への想いを深めたところだ。総合教育会議では真剣勝負で教育委員と向き合いたい。

5. 女子サッカー支援
W杯の日本代表の活躍で、女子サッカーへの関心が高まっているが、INAC神戸レオネッサというなでしこリーグのトップチームの地元である神戸であるにも関わらず、市民の支持も市の関与も希薄と感じる。神戸が誇る強豪チームとの連携、支援を通じて「スポーツの街・神戸」「女子サッカーの聖地・神戸」としてまちのイメージを高め、発信する取り組みを進めるべきではないか。

(雪村教育長)児童へのサッカー教室や観戦の機会を増やすなど、さらなる支援を検討したい。

6. 庁内喫煙場所の設置
受動喫煙防止の観点から市役所敷地内では喫煙場所が廃止されているところだが、市役所周辺のコンビニや歩道上の灰皿に市職員を含む多くの喫煙者がたむろし、歩行者が煙を避けることができず大変迷惑を被っている。喫煙環境について、周辺環境まで考慮して検討すべきと考えるが、どうか。

(玉田副市長)庁舎の内部には難しいと考えている。また、路上喫煙禁止区域で喫煙場所を増やすことが妥当かの問題はあるが、時間はかかるかもしれないが設置について検討したい。

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