一般質問2(新長田駅南再開発)
平成26年第2回定例市会(11月議会)で、12月5日の一般質問に登壇し、3点について質問しました。少し長いので1項目ずつ紹介します。
2. 新長田南再開発について
平井)
現在進められている「くにづかリボーンプロジェクト」では、まちづくりマスタープランの策定、魅力ある商業ゾーンの構築を目的としたモデル事業者募集、サブリースの事業者募集など、これまでまちづくり会社が管理から賃貸、まちの活性化までを一手に担ってきた方式から大きく変化しようとしている。しかし、こうした大きな変化が市民に充分に説明されてきていない。大規模な再開発ビルで、建築から長いところでもわずか十数年で商業床のあり方の再検討を行うという、普通ではなかなか出来ない取り組みをお金もかけてやっていこうというのに、これでは説明責任を果たしているとは言えない。これまでも多くの市民から「新長田の活性化はどうなっているのか」というご質問をいただき、時には「こういうことをして活性化してはどうか」と提案していただくことがよくある。それだけ市民の関心は高い。今、まちの再整備と神戸市と地元が一緒になって努力している、その内容を明らかにしながら地域の住民、また一般市民の声も取り入れていくことも必要だと思うがどうか。
久元市長)
新長田駅南地区震災復興再開発事業は、7地区の「まちづくり協議会」がそれぞれにまとめたまちづくり提案に基づき事業を実施してきた。その提案から10年以上が経過し、新たな住民の増加や商業ニーズの変化など対応するべき課題が出てきている。その中でも特に商業環境が厳しい久二塚地区について、地元主体の「くにづかリボーンプロジェクト」により、まちづくり提案のリニューアルと位置付け、魅力ある商業ゾーンの再構築などを含めた「まちづくりマスタープラン」を平成26年度に策定するために検討を進めている。
このような取り組みについては、リーフレットなどの広報ツールの活用といったような通常の広報手段だけではなく、各種イベントの活用や情報発信拠点であるコミュニティハウスで周知を行っている。また、商業区分所有者や各住宅代表者のワークショップ、地区内住民・来街者や商業者アンケートなどにより集約を行っている。新長田の広報紙など、いろいろな手段を組み合わせて広報をしていると感じていたが、こういった手段だけではなく、もっと地元で関心を持っておられる方に直接お話をさせていただくような努力も、つまりホームページやワークショップやコミュニティハウスなど比較的新しい広報手段で行ってきたわけだが、もっと昔からの古典的な方法での説明といったような機会も併せて、さらに努力をしていくというような感を強く持ったところである。
十分ご指摘も踏まえて、くにづかリボーンプロジェクトの現在の進捗状況と今年度取りまとめようとしているまちづくりマスタープランに対するご意見をしっかりとお伺いする努力をさらに加速させていきたいと考えている。
要望)
例えばイベントなどを通じた発信では、管理やサブリースで新しいことをしている動きや、空き店舗を埋めていこうという動きが伝わっていないと思う。
また、どうしても意見募集というときに新しいアイデアを募集することにばかり目が行きがちであるが、やはり生活者の視点もどこかで汲んでいただきたい。子育て世代の方も新しいビルの中に増えてきているが、そういう方の交流の場が無い、またファミリー層が買い物をしたい店も商店街にはあまり無く、おもちゃ屋も一軒も無い。あるいは、せっかく広い商店街になっている割にはお年寄りが腰をかけて休憩する場所も無いだとか、お店の中は狭いので手押し車を引いてはなかなか買い物できないといった声がたくさんあり、そんな声をどこで拾ってもらえるのかといったことが不安としてあるので、こういう観点をもってこれからマスタープラン作りに取り組んでいただきたい。
2. 新長田南再開発について
平井)
現在進められている「くにづかリボーンプロジェクト」では、まちづくりマスタープランの策定、魅力ある商業ゾーンの構築を目的としたモデル事業者募集、サブリースの事業者募集など、これまでまちづくり会社が管理から賃貸、まちの活性化までを一手に担ってきた方式から大きく変化しようとしている。しかし、こうした大きな変化が市民に充分に説明されてきていない。大規模な再開発ビルで、建築から長いところでもわずか十数年で商業床のあり方の再検討を行うという、普通ではなかなか出来ない取り組みをお金もかけてやっていこうというのに、これでは説明責任を果たしているとは言えない。これまでも多くの市民から「新長田の活性化はどうなっているのか」というご質問をいただき、時には「こういうことをして活性化してはどうか」と提案していただくことがよくある。それだけ市民の関心は高い。今、まちの再整備と神戸市と地元が一緒になって努力している、その内容を明らかにしながら地域の住民、また一般市民の声も取り入れていくことも必要だと思うがどうか。
久元市長)
新長田駅南地区震災復興再開発事業は、7地区の「まちづくり協議会」がそれぞれにまとめたまちづくり提案に基づき事業を実施してきた。その提案から10年以上が経過し、新たな住民の増加や商業ニーズの変化など対応するべき課題が出てきている。その中でも特に商業環境が厳しい久二塚地区について、地元主体の「くにづかリボーンプロジェクト」により、まちづくり提案のリニューアルと位置付け、魅力ある商業ゾーンの再構築などを含めた「まちづくりマスタープラン」を平成26年度に策定するために検討を進めている。
このような取り組みについては、リーフレットなどの広報ツールの活用といったような通常の広報手段だけではなく、各種イベントの活用や情報発信拠点であるコミュニティハウスで周知を行っている。また、商業区分所有者や各住宅代表者のワークショップ、地区内住民・来街者や商業者アンケートなどにより集約を行っている。新長田の広報紙など、いろいろな手段を組み合わせて広報をしていると感じていたが、こういった手段だけではなく、もっと地元で関心を持っておられる方に直接お話をさせていただくような努力も、つまりホームページやワークショップやコミュニティハウスなど比較的新しい広報手段で行ってきたわけだが、もっと昔からの古典的な方法での説明といったような機会も併せて、さらに努力をしていくというような感を強く持ったところである。
十分ご指摘も踏まえて、くにづかリボーンプロジェクトの現在の進捗状況と今年度取りまとめようとしているまちづくりマスタープランに対するご意見をしっかりとお伺いする努力をさらに加速させていきたいと考えている。
要望)
例えばイベントなどを通じた発信では、管理やサブリースで新しいことをしている動きや、空き店舗を埋めていこうという動きが伝わっていないと思う。
また、どうしても意見募集というときに新しいアイデアを募集することにばかり目が行きがちであるが、やはり生活者の視点もどこかで汲んでいただきたい。子育て世代の方も新しいビルの中に増えてきているが、そういう方の交流の場が無い、またファミリー層が買い物をしたい店も商店街にはあまり無く、おもちゃ屋も一軒も無い。あるいは、せっかく広い商店街になっている割にはお年寄りが腰をかけて休憩する場所も無いだとか、お店の中は狭いので手押し車を引いてはなかなか買い物できないといった声がたくさんあり、そんな声をどこで拾ってもらえるのかといったことが不安としてあるので、こういう観点をもってこれからマスタープラン作りに取り組んでいただきたい。