2009年2月2日(月)
「災害発生時に役立つ料理」を、関西電力神戸支店のキッチンスタジオで体験させていただく。
この企画は、兵庫県地域協働課と関西電力神戸支店の協働によるもの。
阪神大震災に罹災した主婦の経験を参考にしたいということで、すでに12月に、長田区でも特に大きな被害のあった二葉地域の主婦を中心に、「震災時の食事はこんなことは困った」という苦労話を聞き取りしてもらいました。
その結果考案されたメニューを、聞き取りに協力したメンバーとともに今日実際に作ってみようという運びになりました。

・炊飯器で作る「ホッとカレー鍋」
・水で戻す非常食を利用した「アルファ米お焼きの野菜あんかけ」
・缶詰を利用する「さばのホイル包み焼き」
・保存食のパッケージ内で調理できる「わかめの酢の物」
の4品があっという間に完成。
上の3つは鍋などのホットプレートや炊飯器で調理、鍋、火を使わずにすみます。
阪神大震災時は電気の復旧は早かったことからの考案。
どれも手に入りやすい材料、洗いものがでないということが考慮されており、目からウロコのアイデアがいっぱい。味もおいしい!
わいわい楽しみながら、食のあり方の色々な可能性について勉強になりました。
今回は実験的な少人数での取り組みでしたが、今後何かの場面でこんなアイディアがいかされていくといいですね。
兵庫県のホームページでもこのメニューが見られます